ごあいさつ
当協会は2005年に古材の買取・流通・販売、古民家の移築・再生を実施するにあたり、全般的な品質維持及び適正価格での売買をおこなうために必要とされる人材の育成を目指し、様々な資格を創設し持続可能な循環型建築社会の実現を目指し活動を展開しています。
ご存知の通り世の中は、新型コロナウイルス禍からの経済回復が進む米中で木材需要が高まり、日本の輸入木材価格が高騰。不足感で国産材も値上がりし、業界では1970年代に起きた石油ショックになぞらえ「ウッドショック」とも呼ばれる状況に陥り、住宅や家具に価格転嫁する動きも出ています。本年度に入り、多くの建築メーカーのM&A等が活発化し今後の建築業界は、どこに向かうのか?また地域ビルダーが他社との差別化を図り勝ち残るにはどうするべきなのか?これまで要望の多かった講師陣による特別セミナーを開催いたします。
講師紹介
大沼 勝志(おおぬま かつし)
幼い頃、父は新潟県新発田市で工務店を経営しており、田舎によくある入母屋造りの住宅を建てていて、地域の家守りとして近隣の方々の信頼を得ていました。その父が、私の修行中に急逝し、工務店閉鎖を余儀なくされましたが、私は、「いつか日本一の工務店になる!」を胸に、様々な経験を踏んで参りました。
大工から現場監督へ、現場監督から一級建築士へと、あらゆる角度から住まいづくりのノウハウを吸収しました。サラリーマン生活の最後は、年商155憶のビルダーの代表取締役も経験させていただきました。これまでのの経験から、つくり手と住まい手の両方にに本当に喜んでもらえる家づくりを目指し、工務店を立ち上げると共に、全国の工務店とお客様により良い家づくりをお伝えする活動をさせていただいています。
井上幸一(いのうえ こういち)
30代の頃、愛媛県内屈指の材木屋2代目として会社を受け継いだ。そして日本各地に残る古民家が解体され、ハウスメーカーの家に建て替わり、古民家から取り出される古材はゴミとして取り扱われ、また町の風景が変わり古き良きものが失われていくことに危惧し、「持続可能な循環型建築社会を構築する」というMissionを掲げ、全国に古民家から取り出される古材を買い取りし整備後に販売するという古材倉庫FCの全国展開を成功させ、その取り組みは多くのメディアにて紹介された。
2014年には同社代表取締役を退任し、多くの企業経営サポートをおこなう傍ら、一般社団法人全国古民家再生協会を立ち上げ、現在では内閣府歴史的資源を通した観光まちづくり専門会議 専門員、総務省 地域力創造アドバイザー、農林水産省 農泊地域専門家、観光庁 広域周遊観光促進専門家など公職に着任し、これまで従事してきた建築業界の抜本的改革そして、地域にある資源を地域住民の方とともに100年続くまちづくりを目指し活動している。
開催情報
開催地 | 日程 | 時間 | 会場名 | 住所 |
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オンライン | 9/22(水) | 15:30~17:00 | オンライン開催(Zoom) |
※オンラインセミナーにはZoomを使用致しますので、受講日前日までには事前準備をお願いします。
初めてZOOMを使用される方はこちら
※新型コロナウィルス感染拡大に伴い 長野会場・金沢会場・仙台会場・大阪会場・東京会場の開催を順延とさせていただくことになりました。ご参加をご予定されていた方にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
受講料
5,000円(税込) / 名
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