住育検定には、こんな問題が。

住育検定は住まいについて勉強する検定です。試験は3択で全30問を45分で解答するマークシート方式。こんな内容について出題されます。

 

古い住宅古民家などについて

 

古民家は夏涼しく快適に暮らす為の工夫がされた住居である

現存する日本最古の古民家は神戸市にある箱木家住宅である

古民家の活用方法には移築や再生、部分再生と古材活用などの方法がある

伝統的な住宅は免震的な構造で地震の力を上手く逃がす考え方である

スカイツリーの制振に使われている構造は五重塔と同じ心柱といわれる構造である

 

木造住宅の骨組み、木材について

 

柱に使う木材には自然乾燥材、人工乾燥材と集成材がある

木材には炭素が含まれており木材を再活用する事で地球環境保全に繋がる

家を建てるときの土地選びや資金計画について

住宅用の土地を選ぶなら南が低く北が高い傾斜地は日当りがいいからおすすめである

銀行ローンを組むには購入予定金額の1〜3割程度の自己資金が必要

住宅ローンの返済方法には元利均等方式と元金均等方式がある

 

ハウスシックや環境問題など

 

住宅にも車の車検のように定期的なメンテナンススケジュールがある方がいい

シックハウスは男性より女性の方が約3割発生率が高い

お米のとぎ汁を排水に流すのは水質汚染に繋がる

ゴミの排出量削減の為に国は3Rを推進していて、その中でも資源の発生抑制を優先課題としている

年間に流通している中古住宅の割合は11%程度で欧米の80%に比べて少なすぎる現状がある

スペインの建築家アントニ・ガウディのカサ・ミラは世界遺産に登録されている

 

子育てについて

 

子供の成長にスキンシップは欠かせないが、スキンシップは英語ではハギングなどと言われる

江戸時代の子育ては表裏のない人間になるように考えられていた

父親が育児に参加しない場合母親は育児に肯定的になれないというデーターがある

ピグマリオン効果を上手く使えば子供の成績は伸びる

家族みんなが集まれる日だまりのスペースなどを積極的に作る間取りが住育の間取りである

 

高齢者の為の快適な住まい

 

視力は明るさとともに変化し、どんなに目のいい人でも暗闇では視力は落ちる

高齢者に快適に住んでもらう為には高齢者が「住みこなせる」家が大切である

車いすが通る為には廊下の幅は78cm以上必要になる

 

住育検定を受検された方のアンケート

 

・身になる講習でした!ありがとうございます。

・面白かった!楽しかったです。

・テキストの内容が素晴らしいです。

・竹島先生の講習も聞いてみたいです。

・専門知識がやっぱり必要かな?と思いましたがとても楽しかったです。

・「住」にまつわるいろんなことが網羅されていて”住育”の奥深さを感じました。範囲は広かったですが、それを浅くとも知り得て”住まい”の実現があるのだと感じました。

・もと幼稚園教諭の専業主婦で、全く建築関係ではないので、教本に書かれてあることは、読み進めていく度に、へえ~と新しく知ることばかりでした。ただ、なかなか頭に入らず、途中で、挫折していました。また再度、勉強が必要です。

 

などのお声を寄せて頂いています。

ちなみにこれらの答えは全てYESです。建築の知識のない方にも解りやすく開設した教本を使えば独学でも、試験の前にある講習(90分間)を受ければこれらの事が学べます。

受験資格は16歳以上

高校生や大学生の学生の方、建築関係やインテリアコーディネーターを目指す専門学校の方や、介護や福祉を学ばれている方、また建築家のプロの方でも一般ユーザーの目線や疑問を学べます。

是非検定に挑戦を!